Creative Leadership Camp in Koriyamaに行ってきた話
弊社社員で3月6日〜7日の1泊2日で、「Creative Leadership Camp in Koriyama」と題して、弊社社員12名で行ってきました。
co-ba koriyama
そもそも、当日まで何をするのか詳しく聞かされないまま福島県郡山市まで移動です。 合宿の場所は「co-ba koriyama」というコワーキングスペースを借りて行いました
http://tsukuruba.com/co-ba/koriyama/
SAFECASTとKAOSPILOT
今回の合宿は、SAFECASTのJoeさんとKAOSPILOTの大本綾さんのコラボで実現しました。 Safecastについてはこちらを読んでもらえればわかると思います。
綾さんについてもこちらを読んでもらえればKAOSPILOTについてもわかるかと
Joeさんと綾さん
内容
2グループに分かれて、1グループは「Safecastのガイガーカウンターを制作する」が課題で、もう1グループは「そのガイガーカウンターをみんなに使ってもらうためには?」という課題に取り組みました。
僕は後者のグループで、2チーム(3名ずつ)に分かれて、「約1日半自由です。どうぞ」という感じでスタートw ちょっとポカーンという感じでした。
ガイガーカウンターを作ってる様子
Safecastの車(コレにガイガーカウンターを付けて計測してる)
みんなでミーティングしてる様子
結果
正直なところ、考えもちゃんとまとまらないまま時間が来てしまった感じ。。。
初日は、とりあえずコンセプトだったり・ルール、方向性を決めて終わった感じでした。 二日目は、現地の人に聞かないとわからないという結論にいたりました。 外に出てコンビニの店員さんにインタビューしたり、ラジオ局に行ってみたり、タクシーの運転手に聴いてみたりしました。
これは公園にあった、除染の看板。公園にはガイガーカウンターがほぼ必ずついているのがビックリ
インタビューして収集できたことを、綾さんから「共感map」というものに書いてまとめると考えがまとまると言われて試してみました。
共感mapとは、真ん中に人がいて、
- 頭のところに「何を考えているのか」「何を感じているのか」を書く
- 耳のところに「何を聞いているのか」を書く
- 口のところに「何を言っているのか」「どんな行動しているのか」を書く
- 目のところに「何を見ているのか」を書く
- 左下に「邪魔になるもの」「壁になるもの」を書く
- 右下に「得られるもの」「協力できること」を書く
これを書くことによって、何をすべきなのかがわかってギリギリ発表できたという感じ。
ちなみに、出来上がったガイガーカウンターはこちら
まとめ
joeさんはほぼ英語だったというのもあって、半分以上言ってることが分からなかったw けど、joeさんがいっていた「簡単に作れるって本当にいいことなのか?」ということを言っていて、自分の中にない視点みたいなのが発見できてものすごくハッとした。
あと、「デザイン思考」というのが大きなテーマのようになっていたと思うんだけど、これがUXの構造化シナリオ法の考え方と似てるんじゃないかなと思った。 顧客ありきで、その顧客が抱えている根本的な問題を聞きだす・発見して、それをちゃんとデザインに落としこむみたいなフローという感じがどちらもした。 といっても簡単にできることじゃない。けど練習すればできるよとKAOSPILOTの人たちはいいたいんだろうなと。
もっとUXとかデザイン思考について体験したいなと思えた2日間でした。